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ゲームのプレイ日記と雑記ブログ

還暦過ぎの親にiPadを贈ることにしました(番外編)わたしの実家滞在日記

2018年11月25日

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この記事この記事の番外編です。余談です。わたしのただの帰省日記です。

今回iPadを両親に贈るにあたって、最初は一人一台にする予定だったんです。

でも父親が「お父さんはあんまり使わんと思うから1台でいいぞ」とか言うものだから、とりあえず母にだけ贈ることしました。

なのでこの最初の記事を書いたときは一台だけ買って、カバーも母親が好きそうなピンクを選びました。

還暦過ぎの親にiPadを贈ることにしました(前編)

でもあれこれ話をしていたら、わたしが福岡に行く前日の電話では父も使う気満々の雰囲気。

これはもしかしたら父親が独占して母親がしょんぼりして使えなくなるパターンでは……と察知しました。

わたしの父は亭主関白なんですよね。

それを考えたら前日ソワソワして眠れない!

しかもさ、LINEとか使うならアカウント共有ってなくない? それ友人がメッセージ送りづらくない?ありえないよね? あーどうしようやっぱりもう一台持っていくべきなんじゃ……と悶々としているうちに夜が明けて、わたしアップルストアでもう一台注文しました。

実家に配送してもらおうかとも思ったんですが、やっぱりふたりに同時に渡したかったから当日受け取りで。

アップルストアは仕事がめっちゃ早かった

当日受け取りは「注文から1時間以内には可能になります」って書いてあるけど、注文した時点で朝9時40分過ぎ。眠れなかったくせに注文しようかどうしようか迷い過ぎ。

高い買い物だからすぐにポチれなくて部屋で「あーうー」って言いながらウロウロしてました。

飛行機は13時半の便だから最悪12時までに受け取れれば間に合う! と思っていたら10時7分に受け取り可になりました。

アップル仕事早い! メール受け取ってからダッシュでお店へ。

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家から一番近いアップルストアが銀座店だったから銀座店を指定したんだけど、寝てない、暑い、銀座とか普段行かないから道がわからーーん! Googleマップ片手に早歩き。

飛行機お昼の便でよかった……。

アップルストア銀座店の最寄り駅は「銀座駅」みたいなんですが、間違えて「銀座一丁目駅」に行ってしまって焦る。でも近かったです、一丁目からも5分くらいでした。早足で。

お店の中は10時開店なのにすでにお客さんいっぱいでした。

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「スペシャリストにパスをご提示ください」って書いてあるけどスペシャリストって誰……と思いながらとりあえずドアの一番近くにいた店員さんに声をかけたらすぐに対応してくれました。

受取りのサインをするときに「iPhone8っていつ出るんですか?」って聞いてみたんですが「僕らもわからないんですよー、全然教えてもらえないんですよー、お客様と同じタイミングで知ることになると思いますー」って言ってました。

本当かどうかはわかりませんが、すごいバリア張られた感がありましたw それ以上聞くなよバリア。

***これ書いたとき販売前だったんですが、9月22日販売開始しましたね!

わたしiPhone7Plusに変えてからまだ1年経ってないので今回は見送りですが、背面もガラスでめっちゃキレイでいいな。

iPad受け取って、一旦家に持ち帰って大慌てで設定して空港へ。

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空港が進化してた

そんなに持っていく荷物はないのだけど大きなバッグを抱えて家路を歩くのが絶対つらいので、スーツケースを引いていきました。ガラガラと。

飛行機乗るの久しぶりだなーと思って空港を歩いていたら見慣れない手荷物預け入れ機を発見しました。手荷物預けるの自動化されてる!

わたしのスーツケースは機内持込みできるサイズなんだけど物珍しさで預けてみました。

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これ早いし楽だしすぐ終わるからめちゃくちゃ便利でした。すごいなー

(でも帰りの福岡空港には無かった……!)

飛行機内でやらかしてしまった

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今回の帰省の中で最大の恥ずかしい出来事はこの飛行機に乗ったとき。

iPhoneを機内モードにして、AirPodsで音楽聞こうとしたんです。でもちょっと聞こえが悪い。

あーやっぱ機内ちょっと音大きめじゃないと聞こえづらいなーって音量を大きくしたら、iPhoneから爆音で音が出てね……。

ものすごい勢いで窓ぶち壊してiPhone投げ捨てたかった。もしくはわたしが逃げ出したかった。

iPhoneて機内モードにしたら同時にWi-FiとBluetoothもOFFになるからねー!知らんかったー!!!ものすごい勢いで画面タップして音楽止めた、あんなに必死になったの今年初だと思う。人差し指折れるかと思った。

そのあとそっとBluetoothをONにして音楽を聴き始めたわけですが、恥ずかしい。恥ずかしい恥ずかしい。

幸い隣の席は空席だったんですが、通路側に座っているおじさまに「?!」っていう顔されました。いきなりイヤフォンじゃなくて普通に音楽鳴らし始めたらビビるよね。

すいません……って小声で謝りました。すいません……。

福岡ついたー!

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福岡の魅力って、この空港と博多駅の近さだと思う。超便利。地下鉄で5分て最強。

わたしの実家はここから1時間以上かかりますが。

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電車に揺られて帰りました。もしかしたらあの田んぼだったところが住宅地になってたりするかな~とか思っていたんですが、田んぼのままでした。

ひたすらのどか。

実家の最寄り駅から徒歩で帰ったんですが、暑い、遠い、疲れる!

途中の公園でちょっと休憩。

誰もいなかったからブランコにのってみたらめっちゃ酔いました。ブランコってこんなんだったかな。

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子どもの頃遊んだ公園の滑り台は錆まみれ。小さい子がもういないもんなー誰も使ってないんだろうな。

そんなノスタルジックな帰り道でした。

「空港まで迎えに行くよ」って言われたのを「景色見ながら帰りたいからいいやー」って断ったんだけど、暑いし遠いしやっぱ迎えに来てもらえばよかった……!

夜、暗い

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夜になると家の外が真っ暗です。聞こえるのは鈴虫の声だけ。これが風流を通り越してけっこううるさいくらい。

でも短い一生だもんなと思うとなんだか切ない。

田舎のよるはすごく切ない。

姪っ子が天使すぎた

実家には姉と姪っ子もいました。

姪っ子、かわいいかわいいとは思ってたけどやっぱりかわいくてやばかった。

わたしにも母性がちょっとくらいあったんだなあっていう再確認と、天使か! おまえは天使か! っていうね。

ちょっとでも笑ってもらいたくて一生懸命あやしてあやしてあやしまくっておばさん疲労困憊。

子どもの相手って疲れますね。世の中のお父さんお母さんたちほんとお疲れ様です。

一緒に西松屋に行ったら夏物が50%OFFになってて、超かわいい服が299円とか。

はあーまじで?こんな安いん?!ってびっくりして「これかわいいやん、あーこれも似合う! これも! これも!」ってわたし大フィーバー。

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途中で姉から「ちょっとちょっと今あんまり買ってもすぐ入らんくなるから!」と止められてここまで。

でもこんなに買っても1万円もいかなくて、なにこの満足感! 西松屋すごい!

一度全部洗って干していたんですが、干してる光景が全部ミニチュアでこれまたかわいい。

姪っ子がよだれでベタベタの手でわたしのカーディガンをぎゅってしてきたときは「ちょっとー!」って思ったけど、許すわ。

キャッキャ笑いながらげふって唾が飛んできたときは「うへっ」って思ったけど許すわ。

お肌が尋常じゃなくすべすべのふわふわで「新品の人間ってこんなんなんやね」って言ったら「新品って……」って姉にひかれたけど、そんな姉もラブだわ。

姪っ子はスーパーのナイロン袋のガサガサ音が好きみたいで、わたしひたすらゴミ袋ガサガサして気を惹いてました。

たまにキャハッて声をだして笑ってくれたら胸が苦しくなるくらいかわいい。なんなんこの生き物。

次会うときにはもう歩いてたり、そのうちちょっと他人行儀に「あ、こんにちは」とか言われたりするんかなって思うと寂しい。でもそんなもんよね。

強く生きろよ姪っ子。

わたしが贈った出産祝いのゆくえ

そういえばわたし姉の出産祝いおくったんですよ。

姉の出産祝いにわたしが贈ったもの。授乳まくらとお食事エプロンが超かわいい!

記事自体はすごい読みづらいから読まなくていいんですが、とにかくこの授乳クッションを贈ったんです。

このクッション、使った形跡はあるものの、わたしが滞在中には一度も出番なし!

きっともともとそんなに出番がなかったんじゃないかという使用感でした。

姉を見てると授乳クッションってやっぱサッと引っ張ってきて使えるタイプがいいんだろうなって思いました。

こういうの。

「こういうのを持ってたんだけどヘタって使いづらい」という要望だったから「こういうの」じゃないほうがいいんだろうなと思って別のを選んだんだけど、「こういうの」の新品がよかったに違いない。

ヘタったらそりゃ使いづらいわ。

授乳のたびにいちいちクッションをベルトで固定して~っていうのはやっぱ面倒くさいみたい。

マールマールのお食事エプロンは超かわいかった。抱きしめて振り回したいくらいかわいかった。

ただまだ「お食事」できる月齢じゃないから、これはもうちょっと大きくなったらこのキッズサイズを贈らねば……!と心に誓ったわたくしでした。

マールマールの丸いスタイもかわいかった。

ていうか本体がかわいいから、洋服なんか何着てもかわいい。

「かわいく生まれてよかったね、人生イージーモード決定やん」って姪っ子に話しかけてたら姉に「大人の汚い言葉をおしえんといてー」と注意されましたw

イージーモードは汚い言葉じゃないよねー

祖父がかなり弱ってた、けど頑張ってた

祖父は93歳なので、寝てる時間も多くてちょっと元気なさげ。

楽しい楽しいって言ってたデイサービスも休みがち。でもひ孫の前では元気な姿を見せたいみたいで、大きめの声で「〇〇ちゃん~」って身振り手振りで笑ってもらおうと必死。

でもそれを冷たい視線で見るひ孫。そして体力が続かなくてすぐに「ふぅ……」ってなる祖父。

一時は変顔でひ孫の心を掴んでたらしくて、一生懸命変顔してました。がんばれ……!

デイサービスを休んだ日はやっぱりちょっと退屈みたいで、「どっか行かんね~?」ってドライブを所望していました。

外に出るとそれだけで気分転換になるもんね。

祖父に会うときはいつも「これが最後かなー」って思いながら車椅子を押すんですが、「最後かなー」と思い始めてはや10年が過ぎました。

祖父もひ孫に会えると思ってなかっただろうな。姉グッジョブ。

田舎の買い物すごいよ

これは全国の田舎に共通するのかはたまたわたしの実家だけかわかりませんが、買い物のためにとにかく遠くまで行きます。

魚はどこどこが美味しいから~と車で20分くらい走って町の隅っこにある「こんなところに?!」みたいな魚屋さんへ。

肉はこれまたバイパスを走っていくような「ココ何処……」っていう場所にある肉屋さんへ。

野菜はあそこのはきれいじゃないから~ってわざわざ遠くの町にある道の駅まで買いに行くんです。

犬のおやつはこれまた遠くのコストコでまとめ買い。全部方向が全然違ってて福岡県内くまなくウロウロする感じ。

ふらっと熊本までドライブとか行くもんね。やっぱ車がある生活って距離感が全然違う。

野菜がキレイだからという理由で買い物に行ったのは糸田町というところにある道の駅。めっちゃ遠かったです。

家から車で10分くらいのところにスーパーあるんですよ。あのスーパーの野菜はダメなん? って聞いたら「あんまりよくないんよねえ」ですと。わがままか! ぜいたくか! どんだけ舌が肥えとるんじゃ。

糸田町は炭鉱の町らしくて「石炭ソフトクリーム」という超怪しいソフトクリームがありました。

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祖父「なんか冷たいの食べようや」(祖父はアイス好き)

母「石炭ソフトあるよ!」

この流れって「みんなで石炭ソフトクリーム食べる」じゃない?

なのにいざ注文カウンターに行ったら

祖父「バニラがよかろうね」

母「お母さん季節のミックスソフトにしようかな〜」

え?!そこ石炭じゃないん?!って感じでわたしだけ石炭。

石炭ソフトクリーム

あのね、味は超甘いチョコ味。

母と祖父がゲテモノを見るような目でわたしを見てて「なんだキミたちは!」って感じでした。ここはみんなで石炭の流れやったやん!

全員のソフトクリームをちゃんといれて写真撮ればよかった。

口の周りが黒くなるのでティッシュ必須。あと歯と歯の間も黒くなるから直後に人と話すときは気を付けたほうがいい。

もう一回食べたいかっていうともういいかな。誰かに勧めたいかっていうとそれもまあ……。

ただ話題にはなる! がんばれ糸田町。

まとめ

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三泊四日の帰省は今回はあっという間でした。

いつも帰省しても二日目あたりからやることがなくなって暇になるんですが、今回はiPadの使い方を教えるっていうのと、あれやこれやと頼まれごとをやっていたら時間が全然足りませんでした。

福岡空港は建て替え中で、食事ゾーンがずいぶん変わっていました! フードコートができてて、しかもオシャレ。

車で空港まで送ってくれた父と姉が「ローストビーフボウル」というの食べていたんですが美味しそうでした。

わたしは滞在中食べ過ぎて胃が重かったのでアイスコーヒーをちびちびと。

実家には当然ながらもう「わたしの部屋」はないので、自分の家という感じがせずに完全に「お客さん」でした。

滞在中に出てきた夕食が、寿司・焼き肉・うなぎ。もてなされすぎ。

ていうかみんな年寄りだからそんなにガッツリ食べる人いなくて、わたし必死に食べたけどわたしももう若くないからそんなに肉とか無理w

いつもものすごくもてなされてしまうので帰りに滞在費をこっそり置いてくるんですが(手渡しだと受け取ってもらえないので)、結局それが全部わたしに還元されてる気がする。

会うたびに親が小さくなってて「あなた大きくなったわね」って言われるのが複雑な心境です。

わたし確かに20歳過ぎてからもちょっと身長伸びたけど、親は絶対縮んでる。

iPad、どれくらい使ってくれるかわからないけれど、ものすごく喜んでくれたのでよかったです。

母親は後日、図書館で iPadの使い方の本を借りてました。

別に使いこなさなくていいからね、ただのおもちゃだからね。わたしのiPad Pro なんかただのゲーム機と化してるもんね。

それでいいのよ、楽しければ。

そんな帰省でした!

おわりー