ウチゴハン

ゲームのプレイ日記と雑記ブログ

還暦過ぎの親にiPadを贈ることにしました(後編)

2019年1月10日

iPad

iPadを実家に届けてきました!

使えるかどうか想像以上に厳しくて今後が非常に気がかりではありますが、どうにかギブアップせずに頑張ってほしいなあと思います。

贈った後に「こうしておけばよかったな」っていうことがたくさんあったのでそのまとめ。

前編はコチラ↓

還暦過ぎの親にiPadを贈ることにしました(前編)

わたしの反省点

短い滞在時間を目一杯使って最低限これだけは教えよう!といろいろ計画を立てていたんですが、計画遂行度は20%くらいでした。

とりあえず検索とLINEと…と考えていたんですが、「文字入力」っていう最初の一歩が結構手間取りました。

50音キーボードよりフリック入力のほうが慣れたら早いと思うよって言って教えたら「なにそれカッコイイ!」ってすごい乗り気で、ずーっと文字入力の練習をする母。

確かに文字入力できないと検索もできないしな……と見守っていたら一日目終了。

音声入力も教えたけど文字入力が楽しいみたいでした。

そんなわたしの「親+iPad」の反省点。

老眼だから大きいほうがいいと思ったけどiPadは重かった

父の知り合いの人が持っているタブレットは片手で持って操作できるサイズらしくて、「これは大きいなあ」とiPadの大きさにびっくりしていました。(わたしが買ったのは9.7インチ)

たしかに父のメインである「動画を撮る」っていう用途なら小さめのほうがよかったかも。腕が疲れるもんね。

次もし買い替えることがあったら、iPad mini がいいかもなーって思いました。

今回は筋トレと思ってiPad でがんばって!

母親は置いたまま使うことが多そうなのでこの大きさでOK

Bluetoothのイヤフォンも買えばよかった

LINEで通話するときに母が大きなiPadを両手で抱えて通話していて、あーそうか、イヤフォン必要だった!と気づきました。

スピーカーフォンにすれば置いたまま話せるけど、周りに会話が丸聞こえじゃないですか。それはちょっと抵抗があるみたいで。

そんなに使用頻度高くないので安いイヤフォン買って送ろうと思います。ペアリング教えないと…。

タップとかスワイプっていう感覚がわからない、ボタンの押し加減もなかなか難しい

「ポンッて押す感じ」「サッとはらう感じ」というのをできるようになるまで結構時間かかりました。

タップは押しすぎて長押しになって、アプリを開くたびにアプリを削除しそうになっては「うわあフルフルしだしたー!」って大騒ぎ。

ホームボタンを押すたびにSiriを呼び出してしまっては

母「あ!まちがったごめん!」

Siri「謝ることなんかありませんよ」

の繰り返し。

Touch ID も「触れるだけでいいんよ」って言ったら一瞬サッと触って0.01秒くらいで離してしまうから、「いやいやいやちゃんと認識するまでもうちょっと触れたままで」って言うとグイッと押しすぎてページを閉じてしまうとか。

なんで……って思うくらい些細な操作方法が伝わらなくて、文字通り手取り足取りでした。

わからないことは後から出てくる

わたしが実家にいる間に疑問点は全部解消しておきたい!と思っていたんですが、やっぱり一人で使い始めてから少しずつ「あれー?」と思うことが出てくるものですよね。

わたしが自宅に戻ったその日から「ごめんねちょっとお伺いしたいんですが」と電話が鳴りまくりです。すごい敬語使われるw

そうだよなー二日三日でできるようになるわけないよなー。

「簡単iPadの使い方」的な本を一冊買って送ろうかなと思います。どうでもいいことにたくさんページが割いてあったりしてあんまりいい本ないなあと思っていたんですが、やっぱどんなのでも一冊はあったほうがいいのかも。

やっぱり外で使いたいんだって

Wi-Fi+Cellularモデル買っておいてほんとよかった。あんなに「家でしか使わんぞ」とか言ってたくせに「外でもサイト見たりできたほうがいいなあ」だそうです。

そうでしょう、そう言うと思ってたよわたし。やっぱ実際使ってみたらいろいろと要望が出てくるよね。

安いMVNOはたくさんあるけど新しいところとかあんまりマイナーなところだと親が不安がるので、親が知っている有名どころで「OCNモバイルOne」を選びました。

父に自分で設定してもらったんですが、ゆっくり説明しながらやれば簡単でした。

後から料金プランの変更もできるので、まずは一番安いプランで申し込み。月額972円!やっす

二年縛りもなくていつでも解約できるのも気楽でいいなと思います。

自分もiPad持ってないとだめだなと思った

わたし自分のiPad は持ってないんです。

実家でつきっきりで教えていたときはよかったんですが、わたしが自宅に戻って電話で操作を教えるときに「上のほうにボタンない?もしくは下のほう」という言い方をすると「上?下?どっち?どこ?」みたいになって話が進みません。

あと「右からふたつめの~」とかって言ってくるから「いやいやわたし見えないよ!ww」っていうことがしばしば。

自分のところに実機があれば自分も同じ画面で確認したり、スクリーンショット撮ってそれを送って説明したり、画像に注釈をいれて送って説明できるよね。

贈って「はい、あとは自分でがんばって!」でゴミにしないために機械音痴な親に贈るときは自分の分も買って、しっかり教えてあげられる状況が必要だと思いました。

そんなわけでわたし自分のiPadを注文したのでした。iPad Pro 10.5インチ512GBにしました。

【購入レビュー】10.5インチiPad Pro Wi-Fi + Cellular 512GB ローズゴールド買いました!

12.9インチのほうとすごく悩んだんですが、わたし絵も描かないし大きすぎると邪魔かなと思って10.5インチ。

Apple Pencilも買った!

「親に教えるとき役に立つから」という大義名分のもと完全に自分が楽しみたいだけだけ!今月めっちゃ財布が寒い!もうクリスマスまで何も買わんぞ。

遠くで暮らす親へiPadを贈るということ

今回三泊四日で帰省したんですが、全然時間が足りませんでした。

母に教えていると横から祖父がやってきてあれやこれやと質問攻めにされ、興味があるのはよいことだーとそっちばっかり構っていたら母が退屈していたり。

3台必要やったんか!祖父の分も必要やったんか…!

ともあれなんとかiPad から心が離れないように全力でフォローしていきたいです。「難しいけどがんばる」って言ってくれてるからきっとがんばってくれるはず。

父は勝手に結構使いこなしてるから大丈夫だと思われます。そのうち母に教えられるようになってくれたら頼もしい。

最初「お父さんはあんまり使わんだろうから一台でいいぞ」とか言ってたけど一人一台買ってよかった。父もめっちゃハマってる!w

親にiPad贈るなら早いほうがいい。もっと早く買ってあげればよかった…って思いました。親孝行に早すぎるとかないもんね。

2017_09_uchigohan_22

還暦過ぎの親にiPadを贈ることにしました(番外編)わたしの実家滞在日記