ウチゴハン

ゲームのプレイ日記と雑記ブログ

わたしが乗り換え先にLINEモバイルを選ぶまでの格安SIM比較

2018年12月30日


安いSIMを提供している業者はたくさんありますが、わたしはLINEモバイルにしてみました。

格安SIMは業者選びで悩むかたも多いと思うんですが、料金はどこも大差ないので自分の使い方にあった業者を選べばどこも満足度は高いんじゃないかなと思います。

わたしが検討したのは有名どころの6社。

  • 楽天モバイル
  • ワイモバイル
  • mineo
  • UQモバイル
  • BIGLOBEモバイル
  • LINEモバイル

情報は2018年12月現在のもの。

全部わたしの主観ですが、こんな感じで悩んだよー、というのを書き残しておこうと思います。

2018年3月時点でのMVNOトップは楽天らしいです。楽天がんばってんなー

出典:日本経済新聞(MVNOトップは楽天、小規模多く淘汰は必至に

格安SIM業者選びは自分のスマホとの付き合い方を確認するところから

業者選びで重要なのは「自分がどれくらいスマホを利用していて、どんなサービスを求めているか」です。

わたしとスマホの距離感はこんな感じ。

  • 一日中ほぼ Wi-Fi 環境下で過ごす(データ量は1GBもあれば十分)
  • 電話での通話はほぼしない(「通話し放題」的なサービスは不要)

つまりわたしが格安SIMに求めるサービスは特になくて、「安ければどこでもいいや」みたいなレベルです。

携帯の電話番号は維持したいのでMNPで持って行きます。なので通話SIM一択。

スマホは現在使っている iPhone7Plus をそのまま使用します。SIMロックは解除済みです。

以下、わたしが自分に合うプランを探すために格安SIM業者を比較してみました。

結論から言うと、LINEモバイルに決めました。

楽天モバイル

わたし楽天のダイヤモンド会員なので、割引も大きいしポイントも増えていいかもなーと思って最初は第一候補でした。

楽天モバイルを利用することで楽天市場での買い物が常にポイント2倍になるのもおいしい。

プランSで2GB、最初の1年間は月額980円です。激安。

ただし右上に小さく書いてあるとおり、最低利用3年で新規申し込みの場合です。3年縛り!

「最低利用3年」なのに「2年間ずっと1480円」ってことは、3年目は? って思うよね。

下の方に小さく但し書きがありました。

3年目以降は月額2,980円、途中解約は違約金9,800円がかかるそうです。

長く使ってくれる人は貴重だと思うのだけど、3年目からは通常料金なんですね。

つまり3年間の平均月額は

(980円×12+1480×12+2980×12)÷36=約1,813円

他の業者と比べて飛び抜けて安いことはないです。

もし最低利用2年で契約すれば、長期割が1,000円から500円に減ります。

単純に2年間は3年契約より月額500円UPですね。

(1480×12+1980×12)÷24=月額1,730円

3年縛りで契約して2年目が終わるときに違約金を払って解約した場合は、2年間の月額は違約金込みで

(980円×12+1480×12+9800)÷24=約1,638円

うーん、誤差!

「月額980円」 をみたときは超安いと思ったんですが、実際は他業者と同じくらいでした。

でももちろん今まで月額8,000円以上払っていたわたしからみたら激安ですし、楽天会員としては楽天モバイルを利用することで楽天市場での買い物が常にポイントが2倍になるのは大きなメリットです。

支払いに楽天ポイントが使える

楽天モバイルの支払いには楽天ポイントが使えます!

わたし日常生活のほぼすべての支払を楽天カードで決済するようになってからポイントがざくざく溜まって、気づけばダイヤモンド会員になっていました。

ダイヤモンド会員特典の「月額980円」は1年目だけですが、ポイント利用は当然ながらずっと可能。

スマホ代の月額2000円弱を毎月全額ポイント払いにすればほぼタダみたいなものですよね。

楽天経済圏すごいな。

楽天モバイルは2019年10月から第4の携帯キャリアになる

楽天は KDDI の支援を受けて2019年10月から第4のキャリアとして参入が決定しています。

現在の料金体系がそのまま引き継がれるのかはわかりませんが、きっと今以上に大きなキャンペーンをやると思うんです。

そのときが楽天モバイルへの乗り換え時なのかなーとか。

そのときの現在の3大キャリアの動きも気になります。

出典:楽天株式会社(KDDIと楽天、決済、物流、通信分野における事業協争を推進

楽天モバイル:https://mobile.rakuten.co.jp/

ワイモバイル

友人がワイモバイルなので、ワイモバイルもいいかなーと思っていました。

あれやこれやとオプションをつければ月額1,080円! ですが、わたしは「おうち割光セット(A)」は必要ないので、月額1,580円かな?

と思ったんですが、小さいフォントで書いてある注意事項を読むと、わたしは「ワンキュッパ割」の対象外でした。しかも「SIM単体契約特別割引」も対象外ですかね……。

ワイモバイルはソフトバンクが運営するブランドだからこれはしょうがないです。

元ソフトバンクのわたしはこちらに書いてある料金がそのまま適用されます。

スマホプランSで、月額2,980円。

他社と比べて料金に魅力がゼロ。選択肢から外れました。

Yahoo!プレミアム の月額会員が無料

ワイモバイルなら Yahoo! プレミアムの月額会費が無料です。

買い物ポイントが5倍になるので、Yahooショッピング や LOHACO でよくお買い物をする人は有効活用できますね!

(今後はもらえる期間限定ポイントがTポイントから PayPay に変更になるそうです。)

ワイモバイル:https://www.ymobile.jp/

mineo

格安SIM総合満足度1位のマイネオ。

出典:MMD研究所(格安SIM利用率上位11サービスの総合満足度は74.2%、総合満足度1位はmineo

わたしが申し込むならデュアルタイプの3GB。

500MBでも足りると思うんですが、+200円で 500MB が 3GB になるなら 3GB 選ぶよね。

au 回線だと1,510円、docomo 回線だと1,600円、ソフトバンク回線だと1,950円。

ソフトバンク回線はお高め。au 回線との440円差は格安SIMの料金的には大きい。

料金プランがキャリア回線別になっていますが、わたしはSIMロック解除済み iPhone7Plus なので選び放題です。

わたしがもしSIMロック解除していなければソフトバンク回線を選ぶしかないので月額1,950円。

チャットで質問できる

MVNOってサポートが頼りないイメージですが、どの業者もサイトにチャットが設置してあることが多いです。

mineo もリアルタイムにチャットで質問できます。

わからないことはなんでも聞いて不安を解消できる!

電話よりもテキストで残るチャットのほうが後から見直すこともできて便利です。

どんな感じか使ってみました。

「ソフトバンクで購入した iPhone7Plusで乗り換えを検討しているんですが、SIMロック解除すればAプランやDプランも選べますか?」と聞いてみました。

回答めっちゃ丁寧でした。

「お問い合わせありがとうございます。○○が担当させていただきます。よろしくおねがいします」みたいなあいさつから始まり、最後は「お役に立てたのであれば嬉しいです。また何か質問がございましたらいつでもご利用ください。本日は○○が担当させていただきました」っていう定型文が長い長い。

コピペだろうし、チャットなんだからもっと簡単でいいのにね。っていうわけにはいかんのだろうな。

ということでわたしにとっての最安プランは月額1,510円!

今のところいちばん安いけど、楽天モバイルの楽天ユーザーゆえのメリットを考えると多少多く出しても楽天モバイルのほうがいいかな。

mineo:https://mineo.jp/

UQモバイル

UQモバイルはわたしが利用できそうなキャンペーンは特になく、激安! ということもないんですが、子供がいる家庭だとかなり優遇される印象です。

UQモバイルは au が運営するブランドなので、au ユーザーには馴染みのあるプラン展開なのかな。

「ファミゼロ学割」は、新中高生だと最大5ヶ月も月額基本料金が無料。

「わたし5ヶ月無料だから!」って親を説得できそうですね。がんばれ新中高生。

家族割適用で2回線目以降の回線が500円引きになるので、家族みんなでUQモバイルにすればかなりお得です。

「おしゃべりプラン」だと5分以内の通話が何度でもかけ放題!

わたしは通話が必要ないので宝の持ち腐れですね……。

「その他の料金プラン」のところにわたしにあったプランがありました。

わたしが申し込むなら「データ高速(3GB)+音声通話プラン」で月額1,680円。

可もなく不可もなく。

UQモバイル:https://www.uqwimax.jp/

BIGLOBEモバイル

わたしにとっていちばん衝撃だったのがBIGLOBEモバイルでした。

わたしが比べた業者の中で間違いなくいちばんキャンペーンが熱い。


わたしが契約するなら「3ギガプラン」1,600円。

「1ギガ、音声通話スタートプラン」でもいいんですが、200円しか変わらないから3ギガで。

キャンペーンで6ヶ月1,200円引き

今ならキャンペーン中で3ギガプラン以上を選ぶと月額料金が6カ月間1,200円引きになります。

つまり3ギガプランなら半年間は月額400円。安すぎ。


契約時にかかる事務手数料(プラン申込手数料3,000円)やSIMカード(394円)も値引きで今なら無料

事務手数料無料って初めて見ました。

他社に乗り換えたいけど乗り換え手数料取られたらあんまりお得じゃないな……って思っている人はBIGLOBEモバイルなら無料で乗り換えられます!

安すぎ。

エンタメフリー・オプションがすごい

この安さも衝撃なんですが、いちばん衝撃的だったのは「エンタメフリー・オプション」月額480円。

わたしが Wi-Fi のない場所で YouTube をよく見る人だったら、BIGLOBEモバイル一択でした。

月額480円をプラスするだけで YoutTube が見放題。

もう動画視聴のためだけに大容量データを契約しなくていいんです。

対象サービスは今後も追加予定らしいので、今後ますます期待が高まるサービスです。

わたしには不要なんですが、すっかり iPad にはまってYouTube を見まくっているうちの父にぜひ勧めたいなと思って。

還暦過ぎの親にiPadを贈ることにしました(後編)

「動画は通信量が大きいから Wi-Fi のある家の中で見るように」って言っているのに外出先(畑)で見るもんだからしょっちゅう速度低下になっているんですよね。

4月にまた帰省するからそのときちょっと提案してみようと思います。

って思ったんだけど、

「スマートフォンを対象としており、タブレット等の大画面での視聴、ブラウザによる視聴、高音質な音声の再生には適しておりません」

とのことでした。そうかー残念!

Wi-Fi のないところでスマホで動画見まくって通信量と戦っている人は検討する価値があると思います。

ダントツで安いBIGLOBEモバイルでした。これ契約者めっちゃ増えたんじゃないかなー。

BIGLOBEモバイル:https://join.biglobe.ne.jp/mobile/

LINEモバイル

わたしが契約したLINEモバイル!

BIGLOBEモバイルの安さに驚愕したのに契約したのはLINEモバイルでした。

LINEモバイルがいいなと思ったのは「サイトの作りがシンプル」だったから。

完全に好みの問題ですが、LINEモバイルのサイトのデザインがいちばんスッキリしていて好きでした。

これが大きかった。

パッと見だけ安く見せるような小細工がないのが好印象。

わたしが求める「最低限使えて安い」料金プランもありました。

LINEモバイル:https://mobile.line.me/

料金体系がシンプル

料金プランはデータフリーが3種類。

わたし LINE 以外の SNS は使わないので、いちばん安い「LINEフリープラン」で十分です。

1GB、音声通話SIMで月額1,200円。

料金プランの下の方に小さく注意事項がズラーッと並んでいることもなく、どの割引を利用したらこの値段になるんだろう? と悩むこともなく明瞭会計です。

わたし LINE の使用頻度も低いので1GBあれば余裕で足りるんですが、LINE がデータフリーならますます1GBで余りそうです。

LINEモバイルはデーターフリーが充実


わたしはLINEモバイルの「データフリー」をまったく生かせない人ですが、SNS 大好きな人は「コミュニケーションプラン」が最適なんじゃないかなと思います。

特に Instagram は通信量が大きくなるので、データフリーなら残りのデータ量を気にせずにどんどん外出先でも写真を投稿できて楽しそうです。

LINEモバイルはいまキャンペーンが熱い


LINEモバイルは初月無料で、今ならキャンペーン中でその後も3ヶ月間1,390円引き。

わたしは月額1,200円のいちばん安いプランなので900円引きになりますが、月額300円って安すぎ。

対象は「音声通話SIM」の申し込みのみですが、太っ腹すぎない?

わたしの今後1年間の通信費は

  • 登録事務手数料(3,000円)
  • SIM発行手数料(400円)
  • 初月無料
  • 3か月×300円=900円
  • 8か月×1,200円=9,600円

=13,900円

安い。めちゃくちゃ安い。

今まで月額8,500円くらいだったのがこれからは月額1,200円だもんね、そりゃ安いよね。

10,000LINEポイントもらえます

3ヶ月間の大幅割引だけでもありがたい限りなんですが、他にもちょうどキャンペーンの期間中でLINEポイントがもらえます。

こちらも音声通話SIM限定。

わたしは他社からの乗り換えなので10,000ポイント。

ちょうど契約更新月に乗り換えたので解約違約金は支払っていないんですが、それでももらえます。

LINEポイントは LINE Pay に変換すれば Amazonギフト券に交換できるみたいので、10,000円もらったようなものですね。

LINEモバイルの利用料金の支払いにも使えるので、無駄なく消費できそうです。

あまりに太っ腹すぎて申し訳ないからちょっとくらいはスタンプでも買って LINE に還元します。

とはいえポイントが付与されるのは 2019年3月下旬です。忘れてそう……。

そんな感じでLINEモバイルに乗り換えました!

あれこれ悩まなくていい料金プランや、シンプルなサイトがダントツで好印象だったのが決め手です。

開通まで3日

対応はスピーディーで、申込みから三日後には利用開始でした。

20日の21時に申し込み、21日の11時に契約成立、22日の午前中には佐川急便でSIMが到着。

わたしは利用開始手続きをしたのが22日の深夜だったのでサービス開始が翌日23日の11時になりましたが、SIMを受け取ったあとすぐに(17時までに)開始手続きをしていれば22日のうちにサービス開始でした。早い!

すでに利用しているアプリで管理できるのは楽

LINE で LINEモバイルと友達になることで、トーク画面からマイページに行けるようになります。

すごく楽。

いままでデータ残量を気にしたことがないから、これからは1GBしかないんだなと思うとちょっとドキドキします。

でもわたしの予想ではきっと丸っと残して来月になりそうです。今までのソフトバンクでの利用状況も毎月1GB未満だったから。

余ったデータは翌月まで繰り越せます

余った通信量は翌月まで繰り越せます。

わたし来月は旅行に行くから、2GBあると安心です。そんなに使わないと思うけど。

データをプレゼントできます

LINEモバイル同士なら、データをプレゼントしたりされたりできます。

我が家は夫が3GB のプランに加入したので、わたしが今月たくさん使ってしまって足りない!……っていうときは分けてもらえばピンチをしのげます。

データをプレゼントするのもLINEアプリからパッとできます。簡単。

「データプレゼント」を押して、次の画面で友達を選んで、プレゼントする容量を決めるだけ。

家族じゃなくても LINE で友達ならプレゼントできます! これすごくいいよね。

もちろん相手もLINEモバイル利用者である必要があるんですが、わたし絶対毎月残るから友達にあげたい。

……とはいえ1GBしか持っていないからわたしがプレゼントできるのは最大でも500MBだけなんだけど。

最低500MBからプレゼントできます!

人数が多い家庭なら「ひとりが大容量プランに加入して、みんなにプレゼントする」のが料金も安上がりで、かつ楽しそうです。

とくに小さなお子さんがいる家庭だと子供の通信量を親がコントロールすることができるし、足りなくなる度に親に「データください」っておねがいする光景とか想像しただけで微笑ましいです。

子供は管理されるの嫌かもしれないけど自分で稼げるようになるまではがまんだ!

まとめ

今日でLINEモバイルに乗り換えてちょうど一週間ですが、ソフトバンクのときと何も変わりません。

格安SIMに乗り換えようとずっと思っていたのに、どこも似たり寄ったりだな……と思って見比べるのすら面倒くさく思っていました。

でも今回じっくり比べてみて、料金は同じくらいでも、それぞれの業者が特色あるプランを打ち出していることに気づきました。

スマホの使い方は人それぞれなので「この業者がいちばんですよー!」と勧めるのは難しいですが、業者は数えきれないくらいたくさんあるので、どんな人でも「ここがいいな」と思えるところが見つかると思います。

いろいろ見ていると楽しいので、格安SIM比較おすすめです。